カピタでは主にデジタルレーザープリンターと大判インクジェットプリンターでシール印刷をしています。
各印刷機専用の特色を使った印刷も可能です。
単色、通常の4色フルカラーと組合せなどで多彩な表現ができます。
(フルカラー印刷に別途特色印刷料金が加算されます)
白印刷は通常のCMYKフルカラーの4色インクでは表現できない「白色」を印刷することができます。
白は素材やフルカラーインクとの組み合わせによって、デザインのアクセントに活用できる色です。
クラフト紙、オリンパス紙のような色のついた素材、フィルムやPETといった透明な素材に主に使用されます。
白色は専用のデジタル印刷機で印刷いたします。ホワイトトナーでの印刷となります。
白引き印刷とは、希望する色を印刷する場所の下に先に白を印刷しておくことです。
インクには透過性があり、白地の素材に印刷した場合はそのままの色で印刷できますが、透明の場合はセロファンのように透けたり、金や銀の素材のものではメタリックな色で印刷されます。
素材との混色を防ぐ為には、印刷する前に、隠蔽力のある「白」を印刷します。
その白インクに重ねて希望の色を印刷し、貼る箇所との混色を防ぐことができます。
黒などの濃色は、白色を下地として印刷しなくても黒色に見えますが、淡い色や黄色や水色などには下地に白引きすることが必要になります。
カラーセロファンやステンドグラスのような透け感のある色になります。透明ステッカーを貼る面が白色の場合は白引き印刷をする必要がなくなります。
また、黒・紺など濃い色のみのデザインの場合には、下地が透けて見えにくいのであえて白引き印刷をする必要はなくなります。
デザインによって白引き印刷をするかしないか決まってきます。
銀素材の上に印刷するとメタリックな色に、金素材はすでに黄色が素材に使われている為、黄色が混ざったメタリック調になります。ホログラム素材の上に色印刷するとホログラムの光沢と模様が出ます。
光沢感を出したくない箇所に白引き印刷をし、上にカラー印刷をします。
黒など濃い色みのデザインの場合には、下地が透けて見えません。
印刷の前にあらかじめ白いインクを引き、その上に色インクを印刷します。
透明の透け、金銀ホログラムの光沢などの影響をやわらげフルカラーの印刷の色味がわかるようにします。
工程としては素材に白印刷を行ったのち、その上からさらに色の印刷をする為、その分の版が必要となります。白引き印刷する場合、通常の印刷よりもお時間を必要とする場合があります。
白引きを希望の場合は、デザインデータのほかに白引きしたい箇所を表示したデータが必要になります。
イラストレータデータの別レイヤーにシアンまたはマゼンダの1色にて表示して下さい。
白引き箇所は弊社で作成・調整も可能ですのでご相談下さい。
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